国語のテストで本文を読まずに、
いきなり問題を解き始める生徒がここ数年増えてきました。
高3生なら受験のテクニックとして、そのようなやり方もありますが、
小中学生の彼らは単に読むのが面倒という理由なのです。
もちろん、点数はとれません。
また、そのような具合ですから他の教科も問題文を読みとれず、
ケアレスミスも多いのです。
これは彼らが小さい時からテレビやビデオといった映像で育ってきた世代なので、
活字に慣れていないのが原因なのです。
しかし残念ながら、学校の勉強をはじめ、
受験も定期テストも活字の世界なのです。

平均寿命が延びたり、平均身長が伸びたりと、どんなに人間が進化しようと、
勉強の基本は昔から「読み・書き・そろばん(計算)」です。
そして、生徒たちがそれにどれだけ時間を掛けられるかで決まります。
今回は、「速読」で「読み」の能力を高めるご提案をいたします。